スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

10月, 2021の投稿を表示しています

エスキースを選ぶ

 アトリエの壁に、小さな木片を4つネジ止めして写真のようにパネルを壁に固定できるようにしました。  52枚描いたエスキースの中から7点を選んで、パネルに貼りました。  この中から1つを選んで、制作を開始します。  どれにしようかな~。

エスキース50枚描き切りました

 やっと、エスキースを50枚描き切りました。正確には52枚。琳派の影響が大きいかな。  最後はとにかく描きたいように描いてみました。  さてさて、この中から作品に発展させる構図を選ぶのもなかなか難しい仕事です。

三重県に行きました

 三重県に2つの展覧会を見に行きました。一つは三重画廊で明日まで開催中の「わたしものがたり展」。新制作展に出品されている三重県在住のベテランの女性4人の皆様による展覧会です。充実した個性豊かな作品群に刺激をいただきました。  やはり、新制作展に出す人の作品はいいなぁ!  もう一つは、三重県立美術館のミケル・バルセロ展です。スペインはピカソ、ダリ、ミロなど多くの画家を排出していますが、バルセロもスペイン人らしい作品で、面白かったです。  ここまで大胆に、やりたいことやっていいんだ!というか、芸術は本来そうあっていい、常識が作品の邪魔をしている、新しいことに挑戦する勇気が大切なことに改めて気が付かされました。  長い道中でしたが、行ったかいがありました。  明日からエスキース頑張ろう!

今は産みの苦しみ(エスキース)

 しばらく、制作の投稿をしてませんが、何もしていないわけではなく、エスキースに励んでいます。  小さい方、来年の中部展用の作品のエスキースです。屏風パネルと同じ比率で枠を作った紙を50枚印刷しました。今、25枚描きました。これらの中から良くなりそうなものを選んで、作品にします。ここが一番ストレスが生まれるところで、苦しいのですが、新しい自分を見つけることも楽しいことです。  ここを間違うと、いくら頑張って絵をいじってもいい絵にはなりません。

新制作メールマガジン最終号

 一昨日、新制作協会の事務局からメールマガジンが届いた。力作だった。事務で働いている方がここまで新制作展に想いを入れてくださることに感謝するとともに、改めて新制作の魅力と底力を感じた。  印刷したら両面で21枚、42ページあったが、一番、涙が出そうになったのは写真の部分だった。  私も、2年ぶりに国立新美術館の新制作展の会場に身を置いたとき、こんな、1人の退職教員が、このようなとてつもない怪物のような(よい意味で言っています)展覧会にかかわっていられることの幸せを感じた。無審査でも、素晴らしい展覧会ができた!  思わず、事務局様に、お礼のメールを送りました。  来年は、審査も含めて、通常の新制作展が、85回展を祝して行われますように! https://shinseisaku-jimukyoku.jimdofree.com/2021/10/12/%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80%E6%97%A5%E8%A8%98/ https://qr.paps.jp/v22fw

制作準備完了

 勤務が月から木までになり、制作は金土日の週末になりました。今週はホゾを彫るのに手間取りました。大きな方のパネルは蝶番を3箇所ずつつけたので、12のホゾを彫りました。ホゾも大きいので右手が腱鞘炎になってます。まぁ、年間3回以上はこうなります。  今回は壁に展示することを考えて真ん中は蝶番をつけていません。簡単に言うと風神雷神図屏風のようにしてあります。2曲一双2面です。平面の壁に展示するためにどうするとよいか考えた末の加工です。  多分、右手はしばらくだめかな。車の運転が辛い。  もう一つ、このパネルに描く絵の構想を考えるのが大変。  理由は、今の絵を超える、ある意味今を否定する必要があるので!